2017/06/26

夢より素敵なvol.4 @ 下北沢club 251 (2017/06/26)

『夢より素敵なvol.4』という企画を見に、下北沢club 251へ行ってきました。



[ データ ]
2017/06/26
『夢より素敵なvol.4』 @ 下北沢 club 251
1800 DJぐるぐる。(門米ゆうか)
1820 小泉花恋
1840 スーパー転校生X
1900 るなっち☆ほし (※)
1920 るなてん
1940 HAMIDASYSTEM
2000 Mika+Rika
2020 PENDEL
2035 旬野菜
2055 青SHUN学園
2110 WiLL
2130
2135 物販
2225
※ センチメンタルウインク欠席、空いた枠に出演
HAMIDASYSTEMが入場特典として「まだ披露していない・今後も披露するかわからない新曲のデモ」を配布するとのことで、それにまんまと釣られて行ってきました。

最初に出演した門米さんのDJはそんなに興味がなかったので、その時間は表で缶ビールを呷ってました。そうしていたら、スマホで地図を見ながらライブハウスを目指すスーパー転校生Xの転校生Bちゃんが現れ、郵便局側から251側へ通りを渡っていきました。車に気を付けて左右確認して、慎重に動いてたのだけども、ステージでの動きもそうだけども、いつも過剰な動きで、四六時中彼女はこうなんだなぁと思いましたとさ。



小泉花恋「くりぃ~み~らびゅ」
disk unionが立ち上げたレーベル doles Uから2017/07/05リリースされた音源。それ以外は手売りで販売中。ジャケ違いの2種だそう。個人的には手売りしてる音源に収録された「上野でデート」を聴いてほしい。他の楽曲に比べておとなしい曲だけど、上野ご当地アイドルとして活動するれんれんらしい1曲です。
ライブは“れんれん”こと小泉花恋から観覧。彼女のステージを見たのは2016/07/08の早稲田大学で行われたユニドル系のイベント以来で、その間にオリジナル楽曲を収めたCD-Rの販売も始まっていたので、ライブを見た人に「CD-R買っておいてください!」とお願いしていたものの、その人からCDを受け取る間もないまま今日に至り、久しぶりの観覧となりました。

月曜日の早い時間ながらだいたいフロアには25人前後はいて、最終的にまばらにフロア埋まるぐらい集客があったので、イベントとしてなかなか良かったんじゃないかって感じでした。顔ぶれがユニークで、界隈のようなものを越えたラインナップだったのも良かったのかもしれません。

1年前に見た時にも見た相対性理論「地獄先生」のカバーからスタートし、まだやってたのか!と少々驚いた。のちに「日頃イベントが被らない出演者ばかりでアウェーだったので、掴みの1曲としてカバーを久しぶりにやった」と物販で言っていた。2曲目以降は「上野でデート」、この時点で未リリースだった音源に収録予定の「愛のコトワリ」、SAWA提供曲「チクタクテレポート」、佐々木喫茶提供曲「パンダとダンパ」の計4.5曲(地獄先生はショートバージョンなのですぐ終わった)丁度20分ぐらいの持ち時間を使ってパフォーマンスしていた。


bonbon angeお披露目の映像
2014/10/18にアメ横センタービルでお披露目した時のものっぽいです。自己紹介のフレーズが今と変わってない!一貫してていいですね~!
彼女が所属していたアメ横ご当地アイドルbonbon angeの頃、expieceとよくイベントが被っていたので姿だけ見ていたけども、CDが出たら物販に買いにいこうと思っていたけど、結局出ないまま初期体制が崩壊してしまったので、この日話したのが初めてだったのだけども、気さくでお茶目でかわいくて良かったです!ランダム落書き済みチェキも1枚購入したのだが、以前Twitterで見た通りの、ポスカペンを使ったこってりと書き込まれたチェキだった。(背景の黒い部分全部ポスカで塗りつぶす勢いの書き込みっぷり)

2番目 スーパー転校生X、「ニート」「開運」「インフルエンザ」「ヤンチー」の4曲を転校生B、転校生E1(ワンちゃん)の2人で演じた。曲名はいまだに正式名称知らないので通称で書いたので、鵜呑みにしないでください。

3曲目終わりのMCでワンちゃん「今日初め出演する会場だから、アウェーかなと思ったら、るなてんとか仲良しさん居て良かった」「裏でおてんたちとクレープ食べて、胃が重い」、Bちゃん「本番前にそれ食べるんだーと思ってみてたよ(笑)」と相変わらずの調子で面白かった。

19:00 るなっち☆ほし、センチメンタルウインクが当初出演予定だった枠だが、体調不良でお休みとなり、その枠に急遽出演していた。冒頭から るなてんのSEが流れてしまい、仕切り直してスタート。のちのMCで「“るな”違いで、よく間違えられる」と語っていた。彼女のステージも見るのが少し久しぶりだったのだが、れんれんの平行物販が始まったので3曲目ぐらいで251入口あたりに移動した。彼女のTシャツを着た熱心なファンの人が、彼女のライブを盛り上げようと頑張ってる様が見られたのだが、(自分は大嫌いな)クラップケチャのクラップが拍に全く合ってなくて、残念極まりない感じだった。そもそも、クラップケチャ自体「そのあとに来る最後のサビを際立たせるために、リズムが抜けている」部分を潰している行為だと思ってるので、すべてにおいてやってくれるなと常日頃考えてるのですが、せめてやるなら頭拍に手拍子が合ってればまだいいとは思うものの、音楽の演奏に加わる場合は大概が「練習してこないとリズム等がずれる」もので、このクラップケチャは大半がリズム的にずれてるので、いつも気持ちが悪くなる瞬間なのです。

早くクラップケチャが無くなればいいのにと願うばかりですが、アイドルライブでよくあるBメロでの「オーイング」にしても、「オー(パンッパンッ)オー(パンッパンッ)」と言った具合だったり、サビでよくある「フッフー!・・・フワフワ!」のコールにしても「フッフー!・・(パンパン)フワフワ!」と、どこにでも手拍子を入れる傾向は2011~12には確実になかったけど、13以降は根付いてしまって、アイドルライブはそういうものだと思い込んでる人が多いような気がして、雑音が増えて昔よりきついなと思うことが多い日々です。

話がそれたので戻ります。

るなほしさん、最後の告知の時にフロアに戻ったのですが、「今度空調OFFギグっていのをやります!」と言っていた。bloodthirsty butchersの吉村さんを初めて見た時、ソロの弾き語りだったのだが、「エアコンで喉やられて歌えないから、空調切ってください」と指示を出していたのを思い出した。めちゃめちゃ暑くてしんどいライブだった記憶だけ残ってるけど、今思えば、あの暑苦しさも込みで吉村さんのライブをちゃんと見ておくべきだったのではとは思ってるけど、アイドルライブの場合、ファンがやたら動く→男たちの汗が大量に蒸発→色々と大変!になることが想像されるので、そういう場には自分は居たくないなと、地蔵観覧派の自分としては思いました。(コールしたりすると気が散ってライブが見れないので、見ることに徹してます、いつでも)


るなてん おてんてんがおばあちゃんから1ケース送られて来たという「ちこり茶」。
19:28 るなてん。るなてんについてこのblogで書いたことがないと思うので、今更書きますが、当初あまり好きじゃなかったのですが、スーパー転校生と同じで、ステージに対してとてもまじめに臨んでいるのと(スパ転とはまたちょっと気質が違うけど)、1年ぐらい見て行ってライブがとてもうまいんだなってことに気付けたこともあり、最近は対バン被ったらちゃんと見ようと思ってるグループになりました。

「われわれのうた(仮)」、MCを挟んで「よっ!待った?ううん、全然待ってない!」「チャイナぶってるやつ」、MCを挟んで「ぱーてぃーきんぎょ」の4曲を賑やかに演じた。途中のMCで るな「ドライヤーが燃えた・服も燃えた」と危険な話をしていた。コードが短絡したんですね・・・。

ファンの人に肩車してもらって移動していたが、てん「思ってた動きとちょっと違った、もっとぐるっと回って欲しかった」とそのあとのMCで語っていて、「オタクと作るライブの時間」はうまくハモらない時もあるもんだなと思った。でもその「ハモってない時間」の事故感も楽しかったりするものですが。

19:50 HAMIDASYSTEM。CD-Rは入場時に受け取ったので、その瞬間この日の目標は達成されたっちゃされたんだけど、ライブも楽しんだ。「略すな」「アイドルソングが聞こえない」「バカにさせてよ好きだから」「RA-NAMA KOI-KATA」の4曲を披露。今回のデモ音源の仮歌を担ったBEETちゃんが「にーごーいち」と言っていたのが気になった。(正解はトゥーファイブワン)

2017/07/15にそれまで手売りしていたCD-R音源をまとめたミニアルバムが発売する旨の告知等をしてライブは終わったのだが、BEETボーカルがとにかく好きなので、とても楽しく過ごせた時間だった。が、これまた気になってしまったのだが、一部ファンの方が「柵のぼり」をしてメンバーの姿が見えなくなるシーンがあったのが好ましくなかった。251の柵の登れる?部分はステージと高さがほぼ一緒なので、背の高い人が登ったら、メンバーはだいたい隠れてしまうので、その辺もうちょっと考えて欲しいなと思ってしまった。


旧体制の楽曲はプロデュースしていたSecond Factoryが今手掛けているO'CHAWANZ(おちゃわんず)が引き継いでるので、ライブで聴くことはできるけど、Mika+Rikaライブでは聴けない。
20:12 Mika+Rika。TRASH-UP!!主催イベントによく出演していた時と綴りが変わり、運営体制も変更になってから疎遠になってたので、久しぶりに見れた。

単純に以前のプロデューサーが離れただけという印象で、製作陣もそんなに変わってないみたいで、サウンドやアプローチもがらりと変わった印象もないし、二人の終演後の締めMCで「歌詞間違えたね」といったリアルタイムだめ出しも相変わらずで良かった。

CD-Rで音源が2枚、600円以上アイテムを購入すると「ただの女」のCD(こちらはパッケージがちゃんとしてれう)がもらえるとのことで、終演後物販ではCD-R2種「恋愛キャンセル」「たりないの」を購入した。CD-Rは700円で、バッジが300円、一緒に買えばキリは良さそうだったが、この日は音源だけ購入にしておいた。よく見ていた2015~16年以降に「フリー素材アイドル」のような活動を始めてから、テレビCMにも出演したりと知名度がグッと増した気がするMika+Rikaのお二人とも話せて良かった。スタッフさんかなと思ってた人が、自分の物販終わった後に財布からお金を出して物販に臨んでいたので、客だったら少し離れるとかした方がいいんじゃないかとも思いました。

20:34 PENDEL 。club SONIC水戸あたりで活動している北関東のローカルユニットで、二人組でした。オリジナル楽曲で活動しているようだったけども、激しすぎないロックテイストの曲で、特に面白みは感じなかった。


WiLL「サクラリフレイン / Let It Out」
2017/03/28リリースと、まだリリースからそんなに月日経ってないけども、この4人体制では唯一の音源になってしまうんですかね。プロデューサーのyUsUkeさんが以前プロデュースしてたQamも1枚で途絶えてしまったりと、「続けていくこと」の難しさが感じられます。
そこからあとは青SHUN学園のプロデューサーでシンガーでもあるSHUN&星野愛菜(ex.Stella☆Beats)によるボーカルデュオ 旬野菜青SHUN学園、TRASH-UP!!RECORDSからも音源を1枚出したxoxo(Kiss&Hug)に在籍していた本間&凪原がいるWiLLらが出演していたのだが、序盤で満足してしまったので、脱力して見ていた。SHUNさんのボーカル、ライブ力ってのは力強くて それはそれでいいんだろうけど、個人的にちょっと濃すぎるなという感じで楽しめないのでフロアから逃げた。WiLLは本間と凪原が抜けることが発表されてカウントダウン状態だったわけだけど、この二人が抜けてしまったらどうなるんだろう?と思いつつで見守った。他のメンバーの経歴をほとんど知らないのでなんとも言えないのだが、4人から2人になってしまう時点で結構痛手だと思うのだけど・・・。

出番前の話だが、通路で本間とすれ違った際、いつも「おー!久しぶりー!」と言ってくれてありがたいのだけども(本間良い奴)、このイベント前に行われた「フォロワー○人達成企画」として自ら打った、フォロワの数だけ階段を上り下りするという企画のダメージで、足が痛いと笑顔で語っていた。この、何かに繋がるわけでもなさそうなところで、一人で努力を重ねてるのが本間だなと思った。WiLLの後、どうなるのかは気にしてます・・・。


HAMIDASYSTEMの入場特典 配布音源「DERO」について軽く最後に書いておこうと思います。

日付とグループロゴのスタンプが押された紙のCDケースに収められ、手書き(多分運営の神宮寺さんの字)で「ハミダシ」「DERO」とだけ書かれたものでした。

曲はそれまでのロック寄りのポップナンバーに比べたら暗い楽曲で、地声が低めでしっかりとした(でも音域は結構広い)HASEGAWA BEETボーカルがぴたっとハマる楽曲で、BEETボーカルのファンとしては非常にうれしい1曲でした。

よく一緒に呑んでる某先輩が「3人で披露するようになるとしたら、また違った雰囲気が加わって印象変わるだろうしで、それも楽しみ」と言っていたのだが、以前BEETちゃんがMCで「みつこ(MITSUI AMEBA)には『ねむたいパンク』、そだちゃん(YOSHIDA SODA)には『バカにさせてよ』があったりと、それぞれテーマ曲的なものがあるのに対して、私だけまだそういうのがない」と言っていたのを受けて、BEETソロ的な位置づけで生まれた楽曲なのではないか?と思った。マンスリー自主企画が精力的にやっていて、新曲をなかなかのペースで追加したりもしてる中、活動に幅を!っていうつもりがあるのかはわからないけど、メンバーのソロ持ち曲が出てきて、定期主催でそれを披露する時があっても面白いのではないか?と思いました。

未発表音源配布シリーズは今後も何回かやるそうなので、レア音源収集癖のある身としてはしっかりと追いたいなと思うところです。がんばろうHAMIDASYSTEM。

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