2016/01/05

大阪 ジャンヌマリア・さくらんぼう注意報!定期公演への旅(2016/01/04-05)

Jeanne Maria(ジャンヌマリア) & さくらんぼう注意報! の平日に行われている定期公演を見に、大阪に行ってきました。

この記事はライブレポというより旅メモ的な感じの内容になります。



はじめての夜行バス

2015年夏に大阪に行ったのですが、人が大阪に行くのに運転のお手伝いというポジションで行きました。なので、今回が初めての夜行バスとなりました。

学生時代に京都に行ったことがあるのですが、その辺のコーディネイトは当時の彼女が「旅大好き!」と言う人間だったので、だいたいやってくれたことで、私はノータッチだったので、自主的に遠方に行くのは今回が本当の初めてでした。

旅に行かない理由を語りだすと長いのですが、はっきり言えることは、地元のことすらろくに知らないのに、遠方に興味を示してる場合ではないというのが1点、旅に出るほどお金がない(小出しに使ってしまうのでお金が溜まらない)のが理由でした(笑)。しかし、いい歳になってようやく少しずつお金を貯めることができるようになってきて、意外とイケるかも?と思ったので、今回踏み切ってみました。

「地元以外を知りたい」ではなく、「その土地でないと見れないものが見たい」の力は強いなと改めて思うところです。

今回使ったのはさくら観光の夜行バスです。夜行バス比較サイトで検索してみて、安すぎない、高すぎないラインで選んでそれになりました。スマホなどが充電できるコンセントが利用できるもので、東京から大阪間の移動は22時40分頃新宿発 AM6時頃大阪・梅田に到着という便でした。

新年だけども、平日なので5000円切った片道の料金で、往復10000円かかりませんでした。お安い!

行きは指定席にせずに、帰りは指定席で最後部端の席を予約してみたのですが、行きも運よく窓際の席になりました。それは良いのですが、最後部席一つ前の席で、バス後輪の上辺りの席でした。これがものすごく熱かった。後輪のブレーキあたりから発される熱なのかは不明ですが、シートから熱気がものすごく上がってきた。冬なので寒いと困るなと、厚手の上着、ジャージ、長袖のシャツ、Tシャツと備えてきたものの、結局Tシャツ1枚でも熱いぐらいでした。のちに、席上部についていた送風口を開けることで体の熱を少し冷ますことができたものの、帰りの席における「その灼熱のなさ」を考えると、あれは後輪あたりの席特有のものだったのかもわからないですね。恐ろしい体験でした。到着前に焼け死ぬかと思った(笑)。SAでの休憩タイム、半袖で降りても丁度良いぐらいでした。(私は冬場でも半袖で歩いて、寒くなったら着るとかするタイプの人間です)

車酔い、急な腹痛など起こさぬよう万全を期するつもりでしたが、その辺はとりあえず大丈夫でした。あまり食べず、飲まずで臨むつもりが、間違えてソイラテをタリーズで飲んでしまったので、若干行きのバス内は気持ち悪くなりかけたのですが、持ってたラムネを少しかじって無理やり中和?して乗り越えました。

帰りのバスについても書いておくと、疲れもあってか、半分以上眠れていたので、気が付いたら神奈川県に差し掛かってました。(行きは灼熱でほぼ眠れなかった)

4列シートで、2席・2席が通路を挟んで並んでるバスだったのですが、行きは普通の男性が、帰りは肩幅のややある背の高い男性が着座で、帰りは腕が普通にしていると触れてしまうという点が気になったのですが、背の高い方も好きで背高くなったわけでもないので文句言えたもんでもないので、その辺は譲り合って帰る感じでした。


柄はこれじゃないけど、「DQ&co 2in1ピロー」っていうのを買いました。LOFTで2400円ぐらいだったかな?
リクライニングについては、行きは気を使い過ぎてあまり倒せなかったので、それもあってさっぱり眠れなかったのだけども、帰りは後ろに誰もいないので、最大限に倒したこともあって、ぐっすり眠れました。

深夜バスのお供に、ネックピローを一つ調達しました。クッションにも、首回りに設置できるようにもできるという変形タイプでした。最初はフツーのクッション型で窓側に設置して寄りかかったのですが、結局首回り固めるタイプにして顎を埋もれさせるようにして使うのが良かったです。(その辺は人それぞれだろうけど)

ひざ掛けが1枚用意されていたのですが、それを丸めるなりして頭固定に使ってもいいかもわからないですね、そういうバスなら。(行きは例の灼熱でひざ掛け使う余地0でした)

2011年の夏に京都へ「京都ボアダム」を見に行った時、出演バンドメンバーたちが共同で借りたマイクロバスに乗せてもらったのですが、その時はネックピローなどなかったので、ヘッドフォン+なんらかで頭を固定していたのですが、今回それをやろうと思ったものの、風邪なおり気味でつけていたマスク+ヘッドフォンで耳が痛くなってしまったので、ヘッドフォンはほとんど使いませんでした。結果として荷物になってしまった。そんなに密閉空間にしなくてもバス内は静かだったので、イヤフォンで十分でした。


AM 6:00 梅田着、することがない

そんなこんなで梅田についてからの話です。



千日前・味園ホテル/味園ユニバース外観。ライブホール「ユニバース」で行われる二階堂和美の公演のポスターを見た。東京ではキネマ倶楽部でやるとのことで、ユニバースも、キネマ倶楽部も昭和感あって、なんか良さそうだなーと思った。
JR梅田駅から2~3分北?に歩いた梅田芸術劇場の向かい側のバスターミナルに到着、朝6時です。することがない(笑)。見たいライブは19:30スタート。13時間あるのです。さて、どうするか・・・何も考えてませんでした。

とりあえず、夏にも使ったSpadioで入浴+仮眠をすることはぼんやり決めていたので、それまでの間に大阪らしいごはんでもいただくかと考えました。・・・「肉吸い」ってあったなーと思い、スマホで検索、「千とせ」に尋ね当たりました。

10:30からやってるとのことなので、4時間ぐらい時間つぶせば大阪らしいものが食べられるぞ!ということで、とりあえず梅田から千日前まで歩くことにしました(笑)。御堂筋に沿って南におよそ5km弱。途中、北御堂の向かいにあるイートインのあるデイリーヤマザキで軽い朝食を食べて、30分ぐらいぐったり休みました。ビジネスマンしかいないので静かで良かったです。

途中ポンバシ周辺を通ったので、開きかけたお店をちらほら見て時間を潰したりで3時間ぐらいあっさりと時間が過ぎました。これが結構疲れた(笑)。

途中、「千とせは新年営業スタートしてるのか?」と思い、ツイッターで検索してみたら、6日からということがわかったと同時に「べっかん」がすぐそばにあることもわかった。千とせ べっかん は なんばグランド花月(NGK)の1Fにあり、この日も営業していたので助かった。そちらでいただくこととなった。

千日前と言えば、行きたかった味園ユニバース/味園ホテルという建物があり、一目建物を見ておこうと、その周辺をうろうろして時間を潰した。中入ってみないと醍醐味わからないですね(笑)。

東京にもたまにライブしに来る 加藤しょこらちゃんが現在店長らしい「アイドルミーツ」の前を通ったのだが、18時からの営業で、お昼はやってなかった。やってても入ったか微妙なラインなのだが・・・。

AM11:30 千日前 「千とせ べっかん」で“肉吸い”を食べる

うろうろしてるうちにオープン15分前、なんばグランド花月に戻ってみたら、すでに10人ぐらい並んでいた。早い。さすが観光スポット。

少し待ってオープン。1ロット?目の人が入り、券売機に列が店内でできた。券売機前の列が捌けるまで待たされたので、2ロット目になった。

しかし、作ってあるものをすくい上げて持ってくるだけなので、調理時間がかかる食べ物でもないので、すんなり出てきたので、着座してからはそんなに待たされなかった。


注文したのは肉吸い+大玉(大ライス+生卵)。おすすめと書かれているものをそのまま頼んだ(笑)。

卵かけごはん、卓に「卵かけごはん用だし醤油」が設置してあり、これがとてもうまかった。ごはんおかわりしたかったぐらい(笑)。しかし、肉吸いにも半熟たまごが入っているので断念。肉吸いは、味付けはそんなにしょっぱくはないのだが、出汁の香りがおしいい汁とごはんで食を進めていくのがとても良かった。

ビール飲んでもいいかなとか思ったのだが、ここで眠くなってしまっても困るなと思ったのと、米とビールは違うなと思ったのでやめておいた。でも、昼からビール飲みたい気分ではあった。


東京に本店があるラーメン屋「凛・のスた」の大阪の店舗を発見。そこから南に1.6kmほどで通天閣。
余談だが、NGKのすぐそばをうろうろしている時に、東京でちょいちょい食べてる二郎meetsポン酢テイストがおいしい「凛」の大阪の店舗を発見。店主さんが常連客との会話で「今大阪も行ってるんですよ」と言っていたのがよみがえった。最近、凛の「ポン酢」を食べてないので、こっちでもいいかなと思ったのだが、これ食ったら確実に肉吸い食べられなくなるし、まず“のスた”が何時オープンなのかもよくわからないから、いいやってことで諦めた。夜、現在大阪に住んでいる関東で出会った友人(二郎たまに一緒に食べたりもしていた)に、のスたの話をした。ぜひ東京の二郎が恋しくなったら、ここに食べに来てほしい。

肉吸いを食べ終わってから、さらに南に歩き、通天閣を目指した。トータルで9kmか10km歩いたかもわからないのだが、もうどうでも良かった(笑)。

NGKからはだいたい1.6kmだそうで、余裕余裕と思いつつ、南に足を進めた。スカイツリーに比べたら全然小さいのだけども(スカイツリーがでかすぎる)、生の通天閣を初めて見れたので、ちょっと感動した。でも、登らなかった(笑)。

昼間でも飲み屋の案内が多い印象だった。観光地ですね!串カツ屋とか寄ってみたかったけど、全然お腹空いてないのでうろうろせずにスルー。新今宮駅から南に行くと西成区。西成の雰囲気も見てみたかったし、飛田新地もここまで来てしまうと近いので、東京にはない町並みを見てみようかとは一瞬思ったものの、荷物が微妙にでかかったことや、さすがに9kmぐらいの歩行と深夜バスの疲労もあったので、新今宮駅からJR難波駅までするっと電車で移動して、Spadioに行くことにした。

よく遠征お土産をくださる知り合いの方から、西成レポートを聞いていたので、いつか安いホテルの具合を体験してみれたらなとは思った。


13:30 桜川/なんば 天然温泉 Spadioで お湯漫喫



Spadioの外観、そしてSpadio内のトイレ表示。漏れそう!
なんば駅西側に少し行ったところ、地下鉄千日前線桜川駅が最寄りらしいのだが、その駅は結局使わずにSpadioにたどり着いた。

朝5時から22時 フリータイム 1000円で利用できるのがとても良い。しかも平日昼間の利用だから空いてて最高だった。

AM 5~12時 1200円で朝食バイキング付きというコースもあるのだが、今回はそれは利用しなかった。前回朝食バイキングを使ったので、気になる人はそちらを見てみてください。

天然温泉だそうで、前回湯船に時間がなくて浸からなかった分を今回堪能したのだけども、やや熱めの湯から、泡吹いてる+打たせ湯のある湯船のやや低温の湯の2種が使える。打たせ湯大好きっ子なので、打たせ湯で肩や肩甲骨あたりの筋肉をほぐしつつ、低温の湯船で半身浴みたいなのをして体をゆっくり温めた。

そのあと、リクライニングチェアのある休憩室で横になって休んだのだが(13時頃から16時前まで)、途中で体が冷え切ってしまい、おなかが痛くなってしまったので(苦笑)、トイレに行き、再び湯船で体を温めなおした。湯船嫌いだった時期があったとは思えないぐらいにお湯を楽しめたので、Spadioありがとうでした。


ジャンヌマリア さくらんぼう注意報! 定期公演

長くなったので別記事にします(笑)。

この歩行でわかったことは、梅田から新今宮まで、道が平坦で坂がさっぱりないので歩きやすいことでした。あと、東京都内と違って、道がすごくわかりやすい。道に迷いようがないんじゃないかっていうぐらいわかりやすいですね。楽しかったでした。

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