2015/01/24

DiNity 専用劇場公演 (2015/01/24 1部&2部)

DiNityの下北沢にある専用劇場での最終公演を見てきました。


DiNity専用劇場に足を運ぶまで

下北沢に専用劇場があるらしいという話は、「SMK18」としてグループが立ち上がった頃から情報だけは知っていたのだが、サイトのつくりが怪しい(!)こともあり、そんなに積極的に知ろうとはしていなかった。

それから何回もDiNityを見る機会があったものの、曲は悪くはなかったのだが、急いで買わなくてもいいかなという感じで、ずっと後回しにしていた。

グループのセンター/顔役を務める“りンご”ちゃんこと杉原枝利香の顔と名前ぐらいは覚えていたのだが、他にメンバーが大勢いて、どう見たら良いかずっとわからなかった。それが、今年の頭時点でだいたい6名ぐらいが残ったことで、キャラクタがずいぶん見えてきたのだった。あと、活動休止発表がより一層の求心力を高めたのもあった。

グループがなくなる前に、一度はどんなところで毎週やっていたのか見ておかねばということで足を運んだのでした。

どこにあるのか

場所は下北沢駅のすぐそばで、劇場の位置からはオオゼキの看板が見えるような位置。駅の北側にありました。

事前に調べていた場所が間違えていて、相当さまよいながら到着したので、現地着いた時点でそれっぽい音が聞こえてきてました。やっちまった(笑)。

出演メンバー

杉原枝利香、志賀南々帆、大野一二三、中山まゆ、佐藤南海、大沼安理沙が出演。佐藤茉優は欠席でした。

1部

この日は2部構成で、どちらも見ようと思ってたので、とりあえず1部途中入場で入りました。(14:16頃 入)席に空きはあったのだが、せっかくだしと、最後列に立ってステージを観覧。

小さなスナックを居抜きで使ってるような会場で、壁紙の雰囲気は落ち着いたもので、入り口は赤いタイルで、ちょっと入りづらい雰囲気だった(笑)。

カウンターがあり、そこから運営の人が出てきて、会計をサクッと済ませた。だいたい20人前後の客入りだった。

1部 セットリスト
  1. ステージのない街角で
  2. Dance with me
  3. 君はひとりなんかじゃない
    • MC(1)
  4. ペパーミントの風
  5. zenbu OK
  6. ブルーハワイ~君に恋して~
    • MC(2)
  7. 向日葵バンビーナ
  8. 茜色
曲は8曲、MCを途中で2回ぐらい挟み、3~40分の公演だった。15分前後の持ち時間しかない対バンライブでは見られない曲数で、これが見たい人にはとても贅沢な時間なのではないかなといった感じだったのだが、マイクがステージに2本しかなく、ワイヤレスではないのでポジションチェンジはなし、段前にボーカル2名に後方にバックダンサー4名の構成でステージをこなしていた。ポジティブに見ると、日頃のワイヤレスマイクが用意された環境では見られない両手を使った振り付けが見ることができる唯一の会場なのかなといったところだが、設備の乏しさからガックリくる人もいそうだなとは思った。

MC1では恒例らしいじゃんけん大会を行い、勝ち残った人+DiNityメンバーで記念撮影が行われた。DeNAの配信番組「SHOWROOM」で生中継されていたようで、必然的にネットに顔がさらされる時間になっていた(笑)。

悪く言えばダラッとした、よく言えばマイペースな・アットホームな進行で、個人的に楽しめた。

MC2では告知があり、2015/01/25 日曜日は高崎でのインストアライブがある旨などを話していた。

ライブが終わると全員との握手タイムがあり、その後に物販/交流タイムが設けられていた。DiNity物販と言えば、個人的に印象深いのがサイン色紙で、単価が安い(300円)でサイン+コメントを書いてくれる&メンバーと話せるので、色紙購入する常連が多い印象だった。持ってないCDをじわじわ1月中に買い集めるという目標があったのと、色紙はかさばるという理由で、色紙は回避したのだが、枠狭しと何か書いてもらっている様は少し羨ましくも思った。

握手だが、特に話すこともないのでどうしようと思っていたのだが、「初めてこの劇場に来た」と言う話に終始した。会話は弾まなかったのだが、通ってこなかったからそれはしゃーないなってとこだった。

2部

2部は17:45からスタート。1部より人数が増えて30名ぐらい集まっていて、椅子席はだいたい埋まっていた。入り口にはメンバーが2人立っており、紙コップにお茶を注いでくれた。ライブハウスでいう1drinkに値するものだろうか。イオン系列のお店で売られてるTOP VALUのお茶だった。

2部 セットリスト
  1. ステージのない街角で
    • MC(1)
  2. call me
  3. 君はひとりなんかじゃない
  4. zenbu OK
    • MC(2)
  5. ハッピーシンセサイザ(杉原ソロ)
  6. Dance with me
  7. ペパーミントの風
  8. ブルーハワイ~君に恋して~
    • MC(3)
  9. 向日葵バンビーナ
  10. 茜色
2部は劇場最後の公演ということで、1曲目が終わったあとは長尺のMCコーナーで、これまでの日々を振り返るシーンが見られた。

トークテーマを設けて話すようにいつもはしていたそうなのだが、最終回ということでフリーテーマだったのだが、杉原さんからの振り返りトークから、中山さんの話で脱線して、南々帆ちゃんで薀蓄っぽい話になったりとそれぞれの話しをしていた。

個人的に面白かったのが、(大野)ひーちゃんの「グループが活動休止しても、フォロー解除しないで」という話で、フォロワが減ると、フォローしている人と照らし合わせて割り出していたらしいのだが、南々帆「そういうの、アプリで誰がフォロー解除したかって、すぐにわかるよ!」というツッコミを入れていた。南海「ななほちゃんはなんでも知ってるね!最先端だ!」との反応に対して南々帆「モテなくなるからやめて!」と話していて面白かった。



個人的にとてもツボってよく聴いていたのが「zenbu OK」で、この曲のみ楠瀬拓哉(SCRAMBLES / ex.Hysteric Blue)提供曲で、少しトランステイストのアゲアゲな曲でいい感じです!
MCコーナー最後では、ファンクラブ会員の人に対してお祝いのHAPPY BIRTHDAY TO YOUの歌唱とプレゼント贈呈タイムがあり、ライブに戻った。常連で、ファンクラブ加入してる人は、自分の番が来るのは楽しみかもしれないのだが、通りすがりみたいな非常連ファンからしたら、だるい時間だなと思ってしまった。ねたむほどでもない自分のファン歴の浅さと熱意の低さが少し淋しかった。

ライブについてだが、オリジナル楽曲がいくらかあるだろうに、ブロンディの「call me」をカバーしていたのが少し驚きだった。しかもあまり良い感じじゃない、カラオケっぽいトラックのものだった。音源化された「ブルーハワイ~君に恋して~」もそうなのだが、もうちょっとまともなオケを使えない/使わないのだろうかというあたりは疑問だった。

あと、「向日葵バンビーナ」も、音源ではライブで聴かれるトラックよりもピッチが低く、印象が違う点について握手会でメンバーに聴いたところ、杉原「私は歌えるんだけど、他のメンバーがきつかったみたいで、ピッチを落として録音した」とのことだった。確かにライブでキー高いところは杉原さん、歌えてたので納得したのだが、練習でそれやるのは良いとして、音源でピッチ下げちゃって、それを売るっていうのは解せなかった。

ライブの話に戻るが、ボーカルは曲によって交代で、満遍なくメンバーの歌が聴けたかなと言う印象だったが、これ、15人前後いた頃はどうしてたのだろうと思った。恐らく楽屋で数名残り、ボーカル2人+ダンサー4人ぐらいな編成だったんだろうとは思うのだが。見ておきたかったですね。


細々書いていくと長いので打ち切りますが(笑)、突っ込みだしたらキリがないほど、色んなほころびと甘さに溢れていて、よく続いてたなと思う反面、メンバーのやる気、ファンからの期待に応えようという気持ちで今日に至るのだろうなという感じの劇場公演だった。

抜けたメンバーが他でどうしているかはわからないのだが、前リーダーだった草野亜希子は2015年春~夏現在、事務所をFES☆TIVEやloop、キャンディZooを擁するRIZEに変え、北風インパクトのリーダーとして活動している。DiNityの話ではないのだが、北風インパクトのメンバーが結成から間も無くルール違反が発覚してクビになった件について聞いたら「私は芸能活動をする為に大阪から出てきた」と言うことを言っていた。DiNityの活動に見切りをつけて、次の一歩を踏み出したのかなとも同時に思った。

春頃、某メンバーが某に所属となり、カフェ店員的な活動をしつつ日々を過ごしているらしいことも、このblogを書くに当たって調べなおしたらわかったのだが、変わらずにDiNityが所属したサムライムに残りステージでの歌手活動やタレント活動を地道に続けてるのは杉原さんだけだろうか。

まとまりのない文章になってしまったが(いつものことだけど)、小さな拠点を構えて定期公演しているユニットの一幕が見れて面白かったでした。

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