2012/05/16

hy4_4yh 「ハイパーヨー盤4」リリース記念 無料ワンマンライブ(2012/05/16) @ 秋葉原DRESS AKIBA HALL

hy4_4yhtwitterwikipediaハイパーヨー盤4」リリース記念 無料ワンマンライブ @ 秋葉原DRESS AKIBA HALLに行ってきました。




4枚目のアルバム リリース

Discographyによると、およそ5年ぶりのアルバムが今回完成、そしてリリースと言うことで、めでたいライブなので行ってきました。

とは言え、hy4_4yh見始めて全然時が経ってないので思いいれとかそんなにないのですが(笑)、しかしながら、毎回ぬかりのない面白さとステージングがあまりに立派で、毎回「あー面白かった!」と言えるライブができる彼女たち。いつだって見に行きたい気持ちは途絶えてなかったので、今回足を運べて良かったでしたが、アルバムを買う財力がないのがやっぱり残念でした。

しかし、出来上がったものを売るため!と言うよりは、目の前の仕事に真摯に向き合うプロのステージが500円で見れる、そう思うだけでありがたいものです!

そんなわけで、レポです。




20:31 ライブスタート

始まる前から相当列が長く、狭いDRESS AKIBA HALL大丈夫かなと思ったものの、まあ、とりあえずは入れました。

会場に入ると、アルバムリリースを祝したクラッカーを鳴らそうと、一部のファンの方がクラッカーを配布していた。人が多く、練り歩くに歩けないので「もらってない人は回してー」と言う感じでどんどん配られたりした。

時間になり、SEが流れた。ガキの使いのオープニングでお馴染みのColdcut「Theme From ''Reportage''」YouTubeが流れ、そこからサンダーバードのカウントダウンの音声が挟まり、さらにUWFインターナショナルのテーマYouTubeに繋がるSEで入場。情報量が冒頭から多くて、なんでこのつながり(笑)と思ってると、入場だけで既に面白いよなーハイパーさんって、って思った。なんなんでしょうか(笑)。

衣装はジャケットと同じ作業着+反射帯+ブーツといったいでたちで、暑そうだった(笑)。ハイパーヨーヨの旗をなびかせて登場したところで、お客さんからクラッカーが放たれて祝福ムードに包まれた。

クラッカーがはじけて、漂う香ばしい火薬の匂いをくんかくんかするゆかりん(笑)。

冒頭から「皆さんの元気な声を聞かせてください!」と煽り、それに答えるお客さん。冒頭から盛り上がってて良かった。

冒頭は曲に行かず、「今日アルバムを発売した、ハイパーヨーヨ だヨー!」と名乗りからの簡単なMCからスタート。ゆかり「5年越しのアルバム、中2が大学生になるよ」、ゆみこ「(前作の)ハイパーヨー盤3を超越した!」とMCも好調で楽しかった。

多分これ(笑)。
Lasonic i931 Ghetto Blaster
「ハイパーヨー盤4をみんなで聴いていきたい、カセットでみんなで聴こう!」と、ステージに巨大なラジカセ(と見せかけて、カセットいれるところにiPodが挿せるようになってるアイテム)を持ってきたゆかりん。「これは"ちゃん"(ゆみこ)じゃないと押せないから、ちゃんに任せる!」と、"ちゃんゆみ"ことゆみこにバトンタッチ。「ぽちっとな、って言ったら始まるんで、そしたらいつもので行きましょう」ってな具合で、ゆみこ「ぽちっとな」全員「行ってみよー!」と声を合わせて1曲目「POWER RECORD」からスタート。

個人的に、昨年のハロウィンのイベントで超絶楽しかった思い出が蘇るので、コンピレーションではない、彼女たちの作品にようやく収まったこの曲からスタートっていうのも込みで、なんだかじーんとした。

2曲目「U☆CHU」はレコ発イベントで同じくDRESS AKIBA HALLに来ていたので、その日の楽しかった思い出が蘇って、またまた感動が蘇った。

続いて「We ♡ OT」。何回かライブで見たことがあったのだけども、ああこれがそれか、といまさら一致したのだが、ラップも平然とこなすhy4_4yhの芸達者ぶりが堪能できて、これまた楽しかった。

OT終わりでMCへ。「ぽち!」とラジカセもどきに近づき、ジェスチャーでカセットを止めるゆみこ。既に相当動いてたので汗だくになって、暑そうだった&客席側も相当暑かった。

ゆかり「このアルバム、ハンパなくね?」と、自ら新作を絶賛しつつ、少々アルバムの内容を振り返るMCへ。

1曲目「POWER RECORD」については「この曲からすべてが始まった」「全人類にささげた曲」と的確なコメントと、そうでないどうでも良い感じの大げさな文言を付してて笑った(笑)。

続いて「U☆CHU」については、ゆかりがゆみこの額からたれる汗をタオルで拭きながら「助手の者、ありがとう!私姫だからさー」と一回一回面白い(笑)。しかし、ここでなんてコメントしていたか忘れた(笑)。

OTについては「HMVさんからリリース第二弾」「リリース順だね!」と普通にコメントしていた(笑)。
今度はゆみこがゆかりの汗を拭き取り「姫が拭いてくれたよ」とご満悦の様子。振り付けについても話題がいき、「振り付けたゆかり先生天才!」と絶賛、いいやり取りのMCで楽しかった。

だらだらしてるけど隙のないMCが落ち着いて、再びライブ、エレクトロ感ある4曲目「44BEAT」、5曲目キャッチーな振り付けとフレーズで楽しかった「GOOD YER YA_AY'S」、6曲目は旗を使った「ファイトの子」とテンポ良く進んだ。

開始から30分、「ぽちっとな!」と言いながら止めるジェスチャー、「止めないと次いっちゃうからな!」と、ちびっ子にも分かりやすい説明をしつつ「楽しゅうな!楽しゅう!」と、なぜか言い方が古めでおかしかった。

「44BEAT」については(44~だか、GOOD~についてだったか不明なので、ずれてたらすいません)、この曲が生まれた頃に亡くなった加藤和彦氏に向けた曲とのことで「全部意味あったから」と語っていた。ゆみこ「死んだと言えばさ、ちゃんのじいちゃんの話なんだけどさ」と個人的な全然関係ないおじいちゃんの話へ(笑)。

ゆみこ「高3の時にじいちゃん死んだんだけど、葬式で岡山に行った」「(葬式場の)司会の人?いるじゃない?」 ゆかり「うん、ビジネスで悲しがる人ね」と酷い言い方しててウケた(笑)。

ゆみこ「じいちゃん、グレープフルーツ大好きで、病室がグレープフルーツ臭くなるくらい好きだったんだけど、ビジネスで悲しがる人が“おじいさんが生前お好きだったものを……”って持ってきたのがバナナでさ!棺おけにバナナ入れたけど、黄色しか合ってねえ!って!(笑)」「笑っちゃいけない時ほど笑っちゃうじゃないけどさー」と、なんかとてもいい話をしていた(笑)。話が迷走気味だったけど「そのことを歌ってる」と無理やり締めたのもおかしかった(笑)。

「ファイトの子」については「時と場合によっては、みんなを置いて行く曲」と評しててウケた(笑)。「好きな人挙手!」と手を挙げさせたものの、半分ぐらいが手を上げたことで、生々しくて本人たちが笑っていた(笑)。

アルバム折り返し地点と言うことで、ラジカセもどきに向かい、ゆみこ「B面に返したから!」ゆかり「リバース機能なくてごめんね~」とやりとりをしつつ、日本テレビに出た話題へ。ゆかり「『PON!』は思ったより尺が短かったなぁ」 ゆみこ「薄かったなあ」と語りつつ「でもありがたい!ありがとう!」と感謝の弁を述べていた。思ったことをいっちゃうこの人たちが好きです!(笑)

そこからの、NTVのタイアップがあった「ゆけゆけGOGO女の子!!」を披露。続けて「らんらん♪ビート」「冒険ラプソディー」をやった。ゆけゆけ~がスピード感あるロック曲に対して、後の曲はそんなでもなくて、緩急があって良かった。


21:24 MC~自己紹介

開始からだいたい50分、MCに入る前に「ぽちっ!」と再び。「あぶねあぶね、次いくとこだった!」と口にしつつ「みんなと(新アルバムが)聴けて最高だなあ!」と歓喜。

濃い内容でやってたからメンバー紹介忘れてた!とのことで、「やらないと生き甲斐がない」と前置きした“まじえ”を質問コーナーにねじ込みつつの自己紹介を開始。

自己紹介始める前にゆみこ、変な投げキッスを客に送りつつ「発売日だから~……奥へどうぞ?」と突然言い出し、ゆかりちゃんがびっくりしていた(笑)。ゆかり「ライダースの衣装の時に、酸欠でちゃんが死にかけてたから、そういう状態で、幻が見えてたのかと思ったよー!」ゆみこ「ちゃんと鍛えてるからー!」と返答。お客さんを奥に送る1ムーブだけで3分くらい膨らむhy4_4yhのMCです。

「日本ではシングルを出してからアルバムを出すけど、海外ではアルバムを出してからシングルカットする」「このアルバムからシングルカットするなら、どれが良いか?」の問いをお客さんに投げ、ゆけゆけ~が22票→らんらんビート 4票と露骨に挙手が減ったところで「良いですね!この盛り下がり!」、冒険ラプソディでは減って「はいっ!さらに盛り下がり」と、盛り下がりを煽ってた(笑)。重複して挙手するお客さんを見つけては「はい、3回挙手ありがとうございますー」といじりつつ、結果として「ゆけゆけGOGO女の子!!」に確定。「もうシングルカットしてるけど良いかな?(笑)」と言う変なオチになった。

続いて"2.5人目"と言われたりする、さだちさん自己紹介。(この記事にもここまで名前が挙がってませんが、ちゃんとステージやってました)

ゆみこ&ゆかりがお互いの汗を拭きあってテキトーにしてたのが印象的で、質問は忘れました←

続いて"あたいちゃん"ことゆかり自己紹介。じっとりした変な投げキッスを繰り出しつつ、「今回の新作のCMが流れたらしく、地上波では2つ、1つはベッキー司会のHAPPY MUSIC(番組)のCMで、もうひとつが音龍門だったんだけど、CM見た人ー!?」と良い質問。ゆかり「ちなみに私は音龍門は見てない!」とのことだった。いずれも客はあまり見れてないみたいで「来週も流れるらしいから、見てね!」とうまくまとめた。

自己紹介が終わり、MUSIC MAGAZINEにて吉田豪氏がhy4_4yhについて書いてくれたという話題になったところで、用意の良い最前列のお客さんから、小沢健二が表紙の該当号がさっと出てきて、準備のよさに驚いた。「読み上げます!」とのことで、読んだ文言が「2.5人組」で、さだちさんが苦笑いしていた(笑)。


21:39 10曲目へ

10曲目「MUSIC MASTER」について、まだライブで披露していなかったとのことで、「CDで聴いて欲しかった」と語りつつも「理由は、そういう曲があっても良いじゃん?っていう……」とのことで(笑)「新曲を発表しちゃいます!」と言うアイドルが多い中、この余裕の発言はハイパーさんならではと言う感じがして面白かった。

ゆかり「結構前から(曲は)あったけど、ツーヒミにしてた!」と前置きしつつ、ラストナンバーを披露。


21:47 アンコール

10曲目を終えて一旦捌けたものの、\ハイパー!/ \ヨーヨ!/のアンコールを受けて再びステージに登場。HMVのポロシャツ姿で現れた。以前「借りパクしちゃった」と言っていたエピソードを思い出した(笑)。

再びクラッカーを鳴らされ、手前のお客さんがから花束を渡されていた。ゆみこ「やめてくれよー、目頭熱くするやつがここにいるからよー」と、さだちさんを指さしながら言ってて面白かった(笑)。

クラッカーから出た紙テープが照明を固定する器具から垂れ下がってたのだが「クラッカーで滝が出来たよ!ディズニーランドみたいだね!」と喜んでおられた。

「10曲やったけど、まだアルバムは完成してない!」と触れた上で、ゆみこ「あ ぽちっと……」とラジカセに近づいたところで、ゆかり「ぽちっとは良いんだよ!」と、HMV購入特典の別CDに収録されている旨に触れ、さだちさんがニヤニヤしてた(笑)。

ゆみこ、カセットを入れ替えるジェスチャーをして、最後の「ぽちっ」を決めて「H・M・V」を披露。アンコールにふさわしい、スカッとした駆け抜ける曲で、最後までダレることなく楽しめて大満足だった。

忌野清志郎がカバーする「デイドリームビリーバー」が流れる中、ステージをhy4_4yhが去る頃、21:54で、およそ1時間20分の無料ライブが終わった。毎回1時間程度と言うものの、結局MCが膨らむから(でも隙がない!)80分~90分のボリュームになりますね。




東京で活動する「アイドル」のくくりの中でも有数の長い活動歴を誇るhy4_4yhが5年ぶりにアルバムを出せた、と言う記念のライブ、充実しまくってて、アルバム買ってなくて、まだ内容わからずで「知ってる曲を楽しむ」感じがなかったにせよ、知らなくても楽しめるライブをいつだってやってくれる彼女たちには毎回感服です!

お金できたら、CD買わないなぁ・・・・、そう思いつつ帰路に着きましたとさ。

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