2011/09/26

Emotional Ticon @ 新大久保EARTHDOM

Emotional Ticonmyspaceとしてライブやってきました。

場所は新大久保EARTHDOMでした。




出演

三軒茶屋HEAVEN'S DOORに出演した際にブッキングしてくださったM☆N☆Tことミナトさんによる企画です。




gloptin



トップバッターはgloptin。

かなり昔からお名前は知ってたのですが、この日初めて見ました。Emotional Ticonのメンバー、おどるがかつて知り合っていたらしく(その辺はおどるのキャリアの長さを感じますね)、久しぶりに対面したとか言ってたのだが、個人的にはまったく初めて。さて、名前だけ知ってたgloptin、どんなだったか。

まず機材が猛烈に多くて、どんな編成なんだろうと思ってたんですけど、本番前のセッティングを見たらどうやら一人らしいことが判明。足元にはエフェクター以外にはセンターに設置された照明機材のON/OFFスイッチと思われるものがいくつか設置してあり、それとは別にポカリスウェットとアクエリアスが2本1.5L、2Lペットボトルで置いてあった(笑)。どんだけスポーツドリンク飲むんだろうと思って見てたんですけど、いやー、すごかった。あれはあれだけのスポーツドリンク要しますよ。

改造された調理用ずんどう、フロアタム、そして自作と思われる発信機のような機材、ミキサーらを駆使してたたみかけるような大音響と打撃ノイズがリズミックに押し寄せ、そこにあわせて言葉をきりきりとねじ込むような演奏だった。運動しっぱなしとも言える凄い猛攻っぷりにしびれた。

しかも、暗闇の中で自ら持ち込んだ手前の照明機材が変則的に自身を照らしての演奏とのシンクロっぷりがすごい。全身と視覚、聴覚全部で演奏していて実にかっこよかったし、中盤はバケツいっぱいに入っていたジャンク打楽器たちをフロアにぶちまけて客参加型の演奏も展開、音響も凄かったけど(EARTHDOMの音がとにかく分厚いっていうのもありますが)そこに金属打撃音の群れが加わるっていうのが臨場感があって良かった。

一発目からこれじゃ、どんなにやかましいノイズだけ鳴らしても勝てないなーなんて思いつつ、しょっぱなから楽しませていただきました。

ライブ終わった後、少しお話したのですが、秋葉原のジャンク屋の話、圧電素子を使った妄想なんか話が出来て楽しかった(笑)。

ちなみに、赤チンというユニットもやっているらしく、先日足を運んだ"ぐるぐる回る"にも出演してたらしい。bush bashで対バンして親しくなったUHHAのかつらさんも赤チンのメンバーとのことで、世の中狭いもんですね。




Voodoo Boohoo

ギターボーカル、リードギター、ベース、鍵盤、ドラム(鍵盤とドラムが女性)の5人組。

リハの時点で鍵盤(Nord Electro使ってて音色も良かった)の方がかなりうまくて期待していたのだけども、全員演奏がとにかくうまくてかっこよかった。

Bassの方が使ってるJazz Bassも使い込まれた色合いで渋いんだけど
、演奏もとても引き締まってて良かったし、リードギターの方の演奏も良かったし。あまり詳しくないジャンルの系統の音だったのだけども、パブロック/ガレージっぽい質感のあるロックって感じだったかな。

演奏のうまさだけでも楽しめるし、曲も結構良くて素敵でした。




しずやバンド(ex.highered-girl)

本来はhighered-girlで出演する予定で、出演依頼もらった時も「久しぶりにhighered-girlと対バンかー」と楽しみにしてたんですけど、highered-girlが突如活動休止に至ったことで叶わず。先日ギターボーカルの静谷くんと遭遇した際に「どうなるの?」って聞いたら「いや、出ますよ!しずやバンドで」との答えをもらっていたので、とりあえずどんなもんかと自分らの出番前だったが見た。

エミルくんっていうベースを本番前に紹介してもらったのだが、彼と、ドラムの方と静谷くんのトリオ編成で、曲は結局のところhighered-girlのものだった。

やはり聞きなれた唄に聞きなれたコーラスが入らないことの淋しさがあって、見ていて少し淋しい気持ちになってしまったのはあるのだけども、次へと突き進もうと力強くライブをこなす静谷くんの姿に少し感動してしまった。

出会いとか別れとか、休止とか再開とか色々ありますけど、個々人として音楽活動を進めていく静谷くんに幸あれ!じっくり見れなかったけど、一度Emotional Ticonで対バンした際に勝手にカバーした経験があるので(笑)、静谷曲に再び出会えて楽しかったでした。




Emotional Ticon

はい、写真ないので帰りにJRの駅で撮ったポスターです。写ってるのはtengal6としても活動しているエクスィード・アルファ所属の大部彩夏さんtwitterです。

この日はURGAであまりに人が呼べなかったので、前回もやった「宇宙人と踊ろう」の再演をしました。スカナンバーです(笑)。

そしてニューウェーブ期のノイズ感溢れるよくわからない部分と、"Emotional"さが溢れる偽NATSUMEN風の曲もやりました。これ、意外と良い曲なのでまたやりたい(笑)。

しかし、久しぶりにEARTHDOMで演奏したのですが、やりやすいですね。ステージ広いし、音も良いし。




PALESS

最後がPALESS。

機材を楽屋にしまい、バースペースに行って来てくれた方と喋りつつ、もう演奏が始まってるみたいだったのでステージ側に戻ったら、女性ボーカルの方がフロアに降りてきてステージ側を見ながら囁いたりしていた。

リハの時に男性ギター&ボーカル、女性ボーカルっていうのは知っていたのだけども、ステージに女性が居なかったので一瞬びっくりした。

しかし、派手さもないし、何かすごく偏屈かと言ったらそういうわけでもないけど、どこか物淋しさと繊細さが音に出てて結構好きだった。

好きだったけどメンバーに話しかけられなかったなー。またどこかで会いたい。あの感じすごい好きでした。女性ボーカルの声がとても繊細さがあってすごく良かった。




いつもお世話になってるところとはちょっと違ったブッキングでとても楽しい1日でした!

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