2011/04/05

買ってきたCDの紹介(SDN48「愛、チュセヨ」,BiS)

久しぶりに買ってきたCDの紹介です。


SDN48「愛、チュセヨ」

SDN48の2枚目のシングル「愛、チュセヨ」が発売延期を経てようやくお店に並びました。

このblogでも度々劇場に見に行って楽しかった旨を記しておりますが、シングルでのSDN48はまた別世界と言った印象で、どういうアプローチで来るのか買ってみないとわからない感がありまして(発売前にある程度オンラインで先行試聴的なこと出来ますけども、そういうの見ないように、聞かないようにしております)、ようやく耳にしました。

1stに引き続きK-POPを迎え撃つJ-POP「愛、チュセヨ」

SDN48がシングル発売に向けた方向性について実はあまり存じてなかったんですけど、「愛、チュセヨ」TYPE-B付属のDVDの特典映像「『GAGAGA』韓国プロモーションドキュメント」中のリーダー野呂佳代wikipediaが韓国メディアに対して説明していた「日本産K-POPサウンド」の路線はこのシングルでも引き続きで、エレクトロニック・ダンスチューン全開のテンションの高いサビと、セクシーさとロマンスがじわじわ来るAメロ~Bメロの展開などなど、K-POP感満載です。

・・・と言ってもあんまK-POPに長けてるわけじゃないのでなんとも言えないんですけど、先日タワレコで試聴した(買ってません!)Brown eyed girlsの日本デビューシングル曲になった「SING」にちょっと似たサウンドだな、と思いました。ピアノだけかな?

作曲/編曲はElizabethっていう方だそうですが、今調べてみたら韓国人男性の作曲家だそうですね。(参考:「SDN48」の「愛、チュセヨ」を作曲した大学生シン・ヨンソプさん

本場の韓国人が日本に持ち込んだK-POPサウンドをJ-POPグループが使うって、なんか面白いですね。一応日韓同時デビューってことになるSDN48、このシングルはちゃちゃっと調べたところでは韓国リリースはされてないっぽいですけど、韓国でもやってく!みたいなところはやめたんすかね。どうなんだろ。

楽曲に関して個人的な感想を言えば「またこの手の音かよ」と思ったのは正直なところありますが、付属DVDを見ていたら推しメンである小原春香wikipediaがかわいかったので、どうでもよくなりました(笑)。

あと、今回センターを務める芹那wikipediaが物凄いかわいい。どうしようもないくらいかわいい。でも喋るとおっとりしていて、舌っ足らずで、ヒヤッとしますね。人と会ってSDN48の話すると、わかる人は「せりんこ、せりんこ」って言いますけど、個人的にはかわいいとは思いますが、そんなに推せないので、やっぱり小原春香を推して行こうと思う次第です。

ついでに顔ぶれについて軽く触れとくと、1stシングルで選抜となった人気メンバーはごっそりはずされ(元AKB48の浦野一美や大堀恵、野呂佳代ら)、まだまだメディア露出が少ない二期生が大量投入されてるのですが、これは実に良い!

推しの小原が入ってるから良いって言ってるのでなく、やっぱりたくさん人材を抱えているのだし、循環させながらマンネリ化させない、可能性をどんどん見出させていくって意味で良いと思います。ネームバリューがあるから、顔ぶれががらりと変わってもある程度売れるのが現状だし、良いと思います!

しかし、このシングルの説明するに当たって上記の憶測たちはどうでも良いとして、せっかくなのでカップリングとかについても少々。

アイズ・ワイド・シャット?「天国のドアは3度目のベルで開く」

物語感の強い官能的な歌詞世界が広がるTYPE-A、TYPE-B共通の2曲目のカップリング「天国の~」については、あんま長く書く気がないのでざっくりと。

PVでは秘密の"天国"を舞台にSDN48 アンダーガールズAのメンバーたちが魅せます。曲はスパニッシュ+四つ打ちって感じでしょうか。スタンリー・キューブリックの遺作「アイズ ワイド シャット」を思い出しました。

とにかく、エロい。「GAGAGA」「愛、チュセヨ」がシングル向けの顔だとしたら、こっちは劇場で公演をやっているSDN48の「誘惑のガーター」の色に近い印象です。

今回選抜から外れたエースたちがこぞってこっちに出演しているので、PVの豊かさはどことなくこっちの勝ちですね。やっぱり"めーたん"こと、大堀恵が出てると引き締まる気がします。あとSDN唯一の人妻、二宮悠嘉wikipediaもここにいるんですけど、いやー、エロいですね。でもあまり個人的にそういうポイントでは評価しづらいので、この辺でこの曲の解説は終了。他の曲の方が面白いしで。

なちゅ大フィーバー「淡路島のタマネギ」

TYPE-A 3曲目収録「淡路島のタマネギ」、これ、良いですよ。「マジすか学園」を見ていた(なちゅwikipedia演じる)鬼塚だるま推しな方には大推薦!

冒頭からなちゅが叫ぶ!「うぉらー!みんなー!気合入れて行くよぉー!」てwwwww

マジすかでの"だるま"しか知らないと、なちゅがどういう人かいまいちわからんとは思いますが、過去のSDN48に関するblog記事でも上げてきましたが、彼女の異様なテンションの高さと話術と盛り上げテクがそのまま曲に反映されたようなアッパーなものになってます。

個人的に食品に関するアイドルソングって好きなんですけど(THEポッシボーの米、和食、出汁系の歌とか、ナットウエンジェルとかw)新たなコレクションができたような気がして一人で喜んでおります!

PVでは甲斐田樹里/なちゅが中心になってパラパラが踊られ、タマネギの被り物をした双子の亜希子、奈津子の二人がかわいく舞います。あと何故か劇場支配人戸賀崎さんやユニバーサルミュージックの重役の方なんかも踊らされてます。

"レイチェル"こと、西国原礼子のソロ「愛よ 動かないで」

TYPE-B 3曲目には"レイチェル"名義の西国原礼子ソロ曲「愛よ 動かないで」が入ってます。いやー、これ、すげえ名曲。

わかりやすく形容すれば、MISIAのバラードナンバーみたいな壮大な曲なんだけども、MISIAほど声が低くなく、かといってハスキーとも艶やかとも言い難い独特の魅力を持ったSDN48が誇る最強のシンガー、西国原礼子(AKBグループ最年長)の歌唱力の高さが満喫できる1曲になってます。

これ、笑いどころじゃないんですけど、PVではビッグベンなどが映ることからロンドン ロケを敢行したことがうかがい知れるのですが、西国原ソロにロンドン ロケっていう手の込みよう!これはなぜだかぐっと来るものがあります!(笑いと感動の両方から)

歌唱シーンではコンサートホール貸切りの西国原ソロリサイタル感がまた壮大で、なんかしんないけど面白い(笑)。いや、そんなこと言ったら西国原さんに失礼だけども、まじめにやりすぎてて逆に面白いです。

しかし、冷静に見てほんと良い曲をここに持ってきたな、と少し嬉しくもなりますね。勝手な親心みたいなものが出つつありますが、彼女の歌唱力の高さは劇場だけで堪能できるとするには勿体無い、もっと世に出して然るべき実力ですからね。

「ちょっと大人のアイドルグループ/AKB48のお姉さん」のSDN48として売り出す中での西国原礼子はちょっと大人過ぎる、ルックスがアイドル的ではない(アイドルファンにウケるルックスではないというだけであって、別にブスじゃないですよ)あたりは弱点かもしれませんが、SDN48の最大の魅力は振り幅だと思うので、また機会があったら西国原ソロのような個性の豊かさもシングルに盛り込んで次のリリースもして欲しいものだなと、1ファンとして思いました。

長くなりましたが、TYPE-A、TYPE-B、どちらも買いです!




BiS「BiS」

Brand-new idol Societyこと、BiS。「新生アイドル研究会」だそうです。

twitterにてよく目にするようになってきて、何者?と思ってたら、プー・ルイwikipediaが中心となってメンバーを集めたインディーアイドルグループ、と言ったところでしょうか。

このサイトで説明するより(と言うか面倒で自分もあまり読んでないw)、ototoyの特集ページとかに一通りあらすじが書いてあるので、興味ある方は読んでみてください。

とにかく、マンダ・リンとかがやってるbisとは別で、BiSっていうアイドルっぽいことをやろうとしてる4人組が結成されたそうです!

「曲は良い」とみんな口をそろえて言うもんだから、気になって買ってみました。実はsoundcloudで全曲聴ける状態にあったそうなんですけど、まぁ・・・パッケージも含めてCDを、音を楽しみたい派としては、さくっと買ってしまった方が冷静に聴ける(と言うか我が家のPCがしょぼすぎて試聴の類に難があるっていうだけなんですけど)ので買いました。2500円。前知識なしで買うには高い。

それにしてもミニアルバムからリリースとかでも良かっただろうに、プーのバックがやる気満々なのか、楽曲が豊富(笑)。全13曲収録です。

じわじわPVを作っているそうなのでBiSのYouTubeのアカウントを気になる方は見てみてください。あんま一つ一つ動画リンク貼るとページが重くなるので、程ほどにしたいと思います。・・・と言いつつ、つい先日公開された「パプリカ」のPVが色々(良い意味で)クレイジーなので、それだけ貼っておきます。

先般の噂どおり、アルバム全体の楽曲のクオリティが高く、普通にJ-POP/J-ROCK/LOUD ROCKラインの耳で聴いてみても「音が細い」だとか「曲がちゃっちい」なんていうことがなく、聴き応えは十分です。・・・ってなんでLOUDなのか。どうもエモーショナルロック寄りの音が多い印象です。あんまその手のジャンルに長けてないので、これまたあーだこーだ書けないのですが、少なくとも"普通のアイドルソング"ではない楽曲ばっかりで、アイドルソングを聴くつもりで構えていると違和感を感じるものが多かったでした。何がしたいのかいまいちわからない・・・(笑)。PVでもヘドバンしまくってます。(一部、髪カット練習台マネキンを振ってます)

ので、今度ワンマンをいきなり見に行ってみようと計画中です。(チケット発注済) 見た感想はまたレポートしてみたいと思います。

にしても「パプリカ」のPV、なぜにukことナカヤマユキコちゃんとプー・ルイはキスしまくってるのか。べろちゅうですよ。けしからん。

ほんと、色々なアプローチがあるもんですね!

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