2010/09/30

Ibanez VL10 Volume Pedalについて

Ibanez VL10を入手しました。ボリュームペダルです。

これ、特に欲しかったっていうよりは、IbanezのやたらプレミアがついてるペダルのWF10を探していて見つけて、安かったので入札しておいたら落札してしまった、っていう。

そんな中途半端な気持ちで落札すんな俺は本当に欲しかったんだぞっていう方が競合だったら申し訳ないけど、オークションはそういうものですからね・・・。

しかし、良いボリュームペダルを欲しいと思っていたのは確かで、一台、ボリュームペダルの入門機とも言えるBOSSのを所有してました。(しかもインピーダンス別に2台一応持ってる。まるで使ってないけど)が、あまり良い印象、操作性、安定感がなかったのでまるで使ってませんでした。

新しくIbanezのペダルが来て、改めて見て、ちょっと試しに使ってみようと、翌日に控えていたノイズのライブに行き当たりばったりで使用してみましたが、まぁ、良かったです。BOSSのよりなんとなく良い。なんとなく(笑)。




特徴 音量バランスペダルとして使える点

BOSSのペダルはサイドにボリュームのつまみがついていて、最大に、最小に踏み込んだときの音量をこのくらいにみたいな機能がついてるんですけど、これもそんなもんかな、と思って見てみたら「VOL」と「BAL」と書かれた切り替えスイッチがありました。

何これ?BALってことは?と思って、自宅を出る直前だったんですが、一応その後のライブで使うつもりだったので急いで取り扱い説明書を見てみました。(箱、取説付の割りに5~6000円で入手できたのは結構良かったです!)

そう、これ、A方向、B方向の音量バランスペダルとして使えるものでした。

まだ試してないんですけど、A/B Boxっていう入力を切り替えるスイッチがエフェクターにはあって、複数のアンプ、複数の経路、楽器を使い分ける人に重宝されるアイテムがあるんですけど、それを音量のバランスで使い分けが出来ると言う。

パッシブのエフェクターで電池不要なので、真ん中にした場合にアンプ2台なるけど、音量が五分五分になってしまうような記述もネット上に見られましたが、それにしても便利すぎる。

現在、私がノイズ等のライブで使用しているセットでは圧電(ピエゾ)式マイク、そしてギターを基本的に置いていて、DODのA/B Boxを使用しているのですが、DODの奴はこれもパッシブでして、視覚的にどっちがアクティブになってるのかわからず、ちょいと音出して「こっちが生きてるのか」と確認せざるを得ないっていうのがあったのですが、ペダルだと視覚的に踏み込まれてる、踏み込まれてないっていうのがわかるから良いですね。

あと、徐々にインストゥルメンツを切り替えられたらなーと思っていたので、足元にDJミキサーを置いて、フェーダーで音を移行させることとかも考えていたのですが、こんな便利なボリュームペダルがかつてIbanezから出ていたなんて、と言う目からうろこですよ。ほんと素晴らしい。

実際使ってみないと、どのくらいこのA/B Volume Box的機能が便利か実感に至りませんけども、相当想像力が活気立てられますね。A/Bを混ぜて鳴らすものに纏め上げて、歪みパートとクリーンパートにA/Bをアサインしておいて、中間で弾いたりすれば輪郭くっきりのコードワークに歪みエフェクトもかかった音が乗せられると言った利点もあったり!

大概の歪みエフェクターって原音のくっきりさを潰す面があるので、これ、今改めて出したら結構重宝する人居ると思うなー。

写真にもあるようにう、ステレオ対応のボリュームペダルとしてももちろん使えます。良い。実に良い。たまたま入手したものなのに凄く良い。こういうのあったら良いなの、まさにそれだった。剛性はプラスチックボディなのであまりなさそうですけど、粗末に使わなければ壊れないと思うので、良いですね。

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