2010/03/23

PoPoyans @ 田端 松の湯

PoPoyans myspaceのライブが知り合いがスタッフしているイベントに出演っていうことで行ってきました。

会場は駒込~田端にある「松の湯」と言う銭湯でした。


乙女湯のたしなみ

「乙女湯のたしなみ」っていうチーム?がおりまして。

富士山なんかが書いてある銭湯が次々減っていく現在、改めて銭湯を見つめなおして残していこうっていう意思のもと、銭湯にもうちょっと足を運ぶ機会を(特に女の子!)、と色々銭湯で催しを企画したりフリーペーパーを配布したり、様々な活動をしている人たちです。

趣味で写真を撮ったりする銭湯好きの友人が居るのですが、銭湯イベントに遊びに行っているところで主催と知り合ったそうでして、現在チーム「乙女湯のたしなみ」となり、イベントの写真なんかを撮ってるみたいです。

そんな彼女から「PoPoyansのライブがあるよ!」と教えてもらいまして、銭湯でPoPoyansなんて素敵過ぎる!ということで言ってきました。




PoPoyans

冒頭でリンクを張りましたし、このblogにPoPoyans登場は2回目なのですが(1回目は昨年のSUMMER SONIC '09の記事参照)、彼女たちをもうちょっと知って欲しいのでちょろっと説明。

PoPoyans(ポポヤンズ)は女の子2人によるアコースティックデュオです。

最近「森ガール」なんつう言葉が流行ってますけど、その言葉が生まれる前から彼女たちは森ガールっぷりがみなぎっており、時代が彼女たちに追いついたとすら思える、そんな素敵な女の子たちです。

最近は電子音楽をやってる女の子が増えてきてますけど、彼女たちは所謂フォークデュオとも違う"鼻歌系"とでも言えそうな、肩の力が抜けた優しい歌をアコースティックで奏でます。

最初に知ったのはデビュー盤「祝日」がリリースされる前にVMCSPACE SHOWER TVのミュージックビデオ専門チャンネル)で流れた「おとしもの」を見て、でした。

仕事の関係でVMCが流れっぱなしになっているのですが、そこから得る情報が結構多くて重宝してるのですが、PoPoyansはひと目見て「自然体な女の子がはしゃいでるPVかわいい・・・」と思って調べ、鈴木惣一郎さん(World Standerd)プロデュースでデビューすると言う情報を得て、CDを買いました。

人の誕生日に、きっとこういうのが好きかもだからあげちゃえ、とCDをプレゼントしてしまったので手元に今CDはないのですが、iTunesに入れてあるそれをたまに休日、ゆったりしたい時に聴いたりしてました。

日ごろは下北沢mona records下北沢leteなどのアコースティック弾き語り系のライブスペース、カフェなんかで活動をしている彼女たちですが、初めて見ることになったのは昨年のSUMMER SONIC、炎天の屋外でした。

昨年の記事にも書きましたが、日光に当たったら肌が真っ赤になってぱたっと倒れてしまいそうな真っ白でさわやかな女の子が、例の「鼻歌のような肩の力が抜けた心地よい音楽」を奏でていたわけです。
初めて遊びに行ったSUMMER SONICの、自分の中だけのOpening Actってところでしょうか。
思い出のアーティストに早変わりですよ。

時は巡って、知り合いの関わるイベントに出演、っていうことで見に行ってきたのでした。




ライブ本編と感想

まずはセットリスト。(画像はお願いして頂いたセットリストの紙です。宝物です!)

  1. おとしもの
  2. 太陽のラ
    • MC(サザエさんの話)
  3. tink pank
    • MC(ナイロン弦のチューニングの話)
  4. 花模様
  5. ナンナケナカナ
  • ~中休み~
    • PoPoyans 足湯体験
    • 「乙女湯のたしなみ」メンバー紹介
  1. Moon River
  2. はじまりの火
    • MC(やってみたいライブの話)
  3. フランスの童謡
    • MC(亡くなったおじいちゃんの話)

  4. 抱きしめたい
  5. 笑い太陽
    • MC(銭湯に関する思い出)
  6. さよなららん

  • アンコール
  1. ビバノンノン
  2. おめでとう

紙と内容が違う点は事情(詳細は下記)で変更になったものです。

演奏した場所は「銭湯」ではあるのですが、さすがに風呂場内ではアコースティックグループと言えどマイク、モニターなどの音響機器に影響が出てしまうってこともあって、脱衣場がライブスペースとして使われました。

しかしながら、やはり普通の場所と違って湿気が高いらしく、楽器のチューニングに影響でまくっている様子でした。

特に、1部(2部構成、中休みあり)最後にやろうとしたドリフのカバーは、楽屋として使用していたボイラー室にて熱でウクレレが暖まってしまった為に、チューニングが安定しないとのことで、2部にやろうと思った曲と差し替え、画像のセットリストから変更となりました。

音源は1枚しかリリースされてない彼女たちなのですが、それに収録されていない曲なんかもやってました。カバーソングとか。

でもだいたい聴いたことある曲で、しっかり聴いてファンである状態で見に行く初ライブ、最高に楽しいですね。

なんらかのミキサーソフトに、ソフト用の入力デバイスを設置してのモニタリングをしてましたが、最初一瞬だけちょいハウってました。でもまぁ、概ね音量は銭湯にふさわしい優しい音量で、快適なライブでした。

曲の話に戻りますが、いやー、良いですね。みんなでフンフン歌えるような覚えやすく優しいメロディに満ち溢れていて、露骨でくっさい言葉ですけど「ほっこり」しました。

ノイズ&ポップバンドでライブハウスで爆音出してる傍らでこういうのが楽しめるって幸せです。

終わってからCD販売&サイン入れなんつうサービスをしてた彼女らですが、ファン、友人の方も多く来ていたみたいで、終演後もにぎやかに交流してました。
1枚だけ2shot撮らせてもらいました。(上に掲載した画像です。ありがとうございました!)




その他、イベントに関して

音楽を中心としたblogと思っているのですが、この素敵な機会を作った「乙女湯のたしなみ」ももっと盛り上がればと思うので、その他どうだったかもちょろっと紹介。

まず、個人的に久しぶりに銭湯来ましたよ。

これですよ、「乙女湯のたしなみ」がやりたかったことって、多分。
久しぶりでも良いから、なんらかの発信をあれこれやって、少しでも多く銭湯に人を呼ぶ、っていう。
こういう活動は良いですね。一応女性中心の集団なので見守ることくらいしか出来ませんけど、ホットヨガ?だかなんだか、ワークショップもやってるみたいなので興味ある方はぜひblogをチェックしてみてください。

あと、「乙女湯のたしなみ」参加メンバーによるお菓子の振る舞い、ポストカード販売なんかもありました。
マフィンなんかをもらいましたがおいしかったです。

あと、市販服をちょいカスタムして着ようと言った活動をされている方の「カスタム服」の展示なんかもありました。

飾りつけもところどころあり、ミニチュアがあったりと見ていて飽きませんでした。

話が音楽に戻りますが、以前の音楽に関するイベントとしては曽我部恵一 wikipedia加川良wikipediaを呼んでフォークイベントをやったこともあったそうです。

そのイベント、avex傘下のレーベルのcommmonsとのコラボで、「にほんのうた」シリーズに関係したイベントだったみたいですね。

ちなみにその時は小山絵里奈wikipediamyspace周辺のことも手がけていた方が関わっていたそうで、世の中の狭さを感じましたね。面白い。



そんなこんなの素敵な1日でした。

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