2008/12/11

プリングミン@下北沢Club 251

プリングミンのライブが下北沢Club 251であったので行ってきました。


12月はプリングミンのライブ・ラッシュだったのでだいたい見ておこう!と言う意気込みでの2本目でした。


余談ですが、251へは4~5年ぶり、2回目立ち入りました。
久しぶりすぎて構造がどうだったか忘れてしまってました。











まず最初が大阪から来たと言うjoyでした。


関西から来たっつうことでもちろん全然知らなかったんですが、なんだかとても若そうな女の子が3人居て、楽しそうにはしゃいでいたので「出演者だろうか?」と思っていたのですが、このバンドのメンバーでした。

で、ベースとギターが男性で、鍵盤、ギターボーカル、ドラムが女性の5人組でした。


覚えていることと言ったら、ボーカルの子が案外カッティングがうまい点と、MCでドラムがアホ過ぎると言う話題(長野県の位置がわからないと言った話題)、あとは・・・うーん、あんまり覚えてません。

ボーカルの子がたまに斜め45度な感じで立って歌っている姿が印象的でした。
あれはなんなんでしょうか。謎の45度。

鍵盤が入っていて面白いバンド、っていうのを自分なりに今年PaperBagLunchboxYOMOYAと見てきたので、そういうのと比較してしまったりするわけなんですが、そう考えると「よくあるパターン」っちゃ失礼ですが、鍵盤の鍵盤としての役割が当たり前のようにはまっていると、ポップス的にはそれで良いんだろうけど、色々見ていくと印象がやっぱり薄いです。鍵盤の人が何やっていたか一切覚えてません。・・・いや、なんか、BOSSのデジタルディレイか何かを置いて、サンプラーいじっていたような気がするけど、それがどういう音の効果を生んでいたかはやっぱり思い出せません。

歌の感じがどうだったかもあまり覚えてませんが、ポップス的なものでした。
関西で音源のレコ発ライブをやるという話題をMCで言っていたのですが、関西に住んでいてもきっと行かないだろうなーと言う感じが自分にはしました。

バンド名も非常に短くてありふれたフレーズなので検索エンジンでWebを探そうと、この日の帰りに思ったのですが、やってみてもほんとでてこない。
あんまり奇をてらった名前もどうかとは思いますが、検索エンジンにひっかかりづらい名前ってこのご時世、ちょっとどうかなーと思ったのでした。

決して悪いバンドではなかったし、うまいし、ポップスだしで、きっとやりたいものが見えていて、それを一緒にやれる仲間が居てっていう意味では充実しているので、それはそれで頑張れjoy!ってところでしょうか。





次がプリングミン。

始まる前にギターをちょっくら撮りました。

クリーム色のストラトが現在の新田君のギター。
激しくレリックが入っていて一見ビンテージですが、1997年製のFender USA Custom Shopのものだそうです。猛烈に高いのかと思ったのですが、猛烈でもない程度の高さのギターだそうです。
そして非常に重量が軽いとのこと。


深緑のメタリックで落ち着いた色にミントカラーのピックガード、そこにピックアップとしてP-90が載ってるのが酒井くんのニューギター、T.S Factoryのテレキャスター。

まさにこれですね。

ハンドメイドでたまーに作ってる工房だそうで、すべて1点もので、ユーザーが少ないのも魅力的ですね。
ヘッドに酒井くんが愛するHONDAのロゴと文字、ボディにはパーツメーカー(車関係の)のステッカーが貼られてすっかり酒井くん仕様になってました。


最初1まずはセットリスト。
  1. make my day
  2. トンネル
  3. the time has come
  4. ロケット(仮)→MC
  5. 再生
  6. This world is yours


ここ最近はだいたいこれらの曲で固まってるみたいですね。


新田遠いまず本人たちが現れて思ったのは、新田君が端過ぎるっていう点でした(笑)。

彼は小柄なので端っこに居ると、あまりにちょこんとしていて、しかもClub 251は後ろから見ると柱が下手側(客側から見て左側から251は入場する)にあるので彼の姿が見えてなかったのでは?と言ったところでした。

あと、251は横幅が広い(客席側にいたっては奥行きもある)のでより一層メンバーそれぞれと距離感が感じられました。


最初2酒井くん曰く、彼が使っているFenderのコンボアンプは音量が非常にあるらしく、広い会場の方が向いていそうだとのことでしたが、251でのプリングミン、初めて体験したのですが非常に音が良かったでした。

最初見た時にはアンプを横に向けたりと音量対策をしていたみたいですが、日々試行錯誤の結果、たまに物凄く良い塩梅の時があるわけですが、今回は非常に良かった。251との相性がもしかしたらよいのもあるのかもしれませんね。


山めっしゅVocal、やまちゃんが前髪をまゆげの上で切りそろえ、左側に赤っぽいメッシュが入っていてかわいかったです。


新田アップ柱で隠れ気味な新田くんですが、「the time has come」のイントロではメロディに当たる単音リフを通る音(コーラスとディストーション)で弾く時には前に出てきました。

コーラスエフェクトは以前から使っている青いでかめのやつだったような・・・。


ロケット「ロケット(仮)」での1シーン。Aメロの歌のあとのところで短い間奏が入るのですが、この間奏でそれぞれちょっと目立つようにフレーズが用意されていて、新田ギター、酒井ギター、ひろやすベース(高音で動く感じのフレーズ)、ドラムのフィルなどがぐるぐると回ってめぐって登場します。

ある部分ではドラムのきゃりーだけの声になって、歌い終わったあとは軽く照れ笑いを浮かべるのでした。
酒井くんやらひろやすくんやらが「はい、きゃりー!」と言った振りを入れるようにしたみたいで、ステージの見せ方にも展開が出てきたみたいです。


宙に浮く新田「ロケット(仮)」では新田くんが宙に発射されます。

その図。宙に浮いてる。
空中浮揚、新田智彦。


酒井くんソロそんなこんなでライブ続きで絶好調のプリングミンでした。





次がLOVE LVOE LOVE。


最近はLOFT系列のスケジュールなどが書いてある冊子「ROOFTOP」だかなんだかの表紙になりインタビューが掲載されたり、COUNTDOWN JAPAN 08/09への出演が決まったり、ツアーやったりと活躍中の彼ら。

春のプリングミンのレコ発ぶりに見ましたが、相変わらずの安定度でよかったです。


カウントダウンの瞬間は251に出演しているとかなんとかって言ってました。酒を飲み干す発言をしていたので頑張れと野次入れておきました。


the HANGOVERSのドラムとベース2名が来ていたんですが、LOVE LOVE LOVEが終わった後に軽く話したらえらくLOVE LOVE LOVEを気に入っていた様子でした。the HANGOVERSもトリオ男子だし、ちょっと被る部分もありますね。ボーカルがめがねだし。・・・あんま関係ないか。
the HANGOVERSにはないコーラスワークがLOVE LOVE LOVEの武器なので、今後この2バンドの対バンなんかあっても面白いかもしれませんね。





次がSCARLET。

SCARLETは、いつかは見ようと思っていたバンドのうちの1つだったので、この機会に見れて良かったでした。(一時期スケジュールをチェックしたりしつつ見れる機会をうかがっていたくらいでした)


見た感想としては、ベースの林束紗さんがやっぱり華奢なのにベースがっしがし弾きながら歌う姿が素敵なのと、男性ボーカルギターの方のめがねが印象的なのと、結構その筋で人気がある人だから機材とかどういう音出してるのかなーって見てみたらRoland JC-120をアンプとして使っていた、などなど。


あとめがねが吹っ飛びまくって最後のMCの時にめがね探してました(笑)。

SCARLETは男女ツインボーカルで、曲によっては束紗さんだけとか、男性の方だけで歌うとか、フレキシブルにやってるみたいでそこはとても魅力的でした。

が、曲がどうだったか正直な話、あまり覚えてません。

昔、SCARLETを勧めてくれた人は「男女ツインボーカルだからSUPERCARに似た感じで結構良いよ」なんて言ってたのを思い出すのですが、SUPERCARを崇めるつもりはないのですが、SUPERCARに比べるといまいち入ってくるものが弱いと言うか・・・・。

別にSUPERCARのメロディ、詞が強烈に入ってくるわけでもないのですが、やはりライブでボーカルが交代交代っていうふうだとなかなか「あれがこうだった」的な印象が頭の中でぐちゃっとしてしまったりしますね。

回を重ねてみていくうちに見方が自分の中で固まりそうかな、と言ったグループでもありました。

キャリアもあるし、テクも、個性も持ち合わせているのでまたどこかで見たいなと思いました。


ちなみに束紗さん、足元はSAN'S BASS DRIVER D.Iだけとシンプルでした。






まだalcanaってのが居たのですが、よくわからないし、ちょっと寄りたいところあったので帰りました。

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