2008/09/20

蔵ロックフェスティバル@成田 Part.6 太平洋不知火楽団

sleepy bassist in hanmock前回の続きです。

デロッピードロッピーaudioleafのアンコール&アルコールを含んだ短い白熱のあと、外に出たらmothermyspaceのベースの方が愛器の6弦ベースを抱えてハンモックでうたたねしてました。

ちょーー心地良さそうでした。

蔵内は猛烈に暑かったのに対して、台風が過ぎたあとの晴天を仰いだ大地にするっと吹く風はまさに「良い風」と言ったところ。蔵がサウナだとしたら屋外のハンモック、ソファーで感じられる風はまるで水風呂のようです。(なんかあまり良い表現じゃない気がしてきたけど、もう訂正なんかしない!)


mihoko takes picture of katori's woods一人で誰も居ない緑を写すサーティーンのドラムみほこさん。
誰も見ていなかった景色を見てるっていうのは良いですね。
しかもそれを撮影しているっていうのは良いですね。

今回主に映像を収録していた彼女ですが、少しだけ見たけども彼女しか録画していなかった動画はどれも貴重です。(彼女が録画していた動画はYouTubeにて一部見れるみたいです。)

そんなこんなで、そういう景色を写しているみほこさんをこっそり収めました。

they had talked about something joysこの日出演しないけども見に来た人たちが来た様子でした。
遅い来訪ではあったのですが、この後(後で更新予定)のお楽しみだけでも十分来た価値はあったのではないでしょうか。

なんか足が3本の方々だと名前を聞いたら言ってました。この方々も初対面だったので素性がいまいち見えませんが、デロッピードロッピーとは仲が良いみたいでした。

そんなこんなで次のライブが始まりました。





全景1お次は太平洋不知火楽団myspace

テレビ東京の深夜帯の番組ながら地上波でライブの様子が2回も流れたことで、ある意味この日出たバンドの中ではダントツの知名度を誇っていた太平洋不知火楽団。

新宿URGAの一押しアーティストに上がっていたりと最近活躍されてます。

彼らとは以前新宿URGAでEmotional Ticonと対バンした関係ってことで初対面ではなかったのですが、メンバー(おどる)が面識ちょいちょいある程度で自分は2回目でありました。

詳細のレビュー?は前回の記事でも取り上げてるのでそちらをごらん頂きたいところです。

叫ぶそうごくんとか言いながら一応初めて取り上げる風に記事を書きますが、当blog、しかもこの蔵ロックレポの中に何回も既に登場しているVocal & Guitarのそうごくんです。

Fender Mexico製っぽい(見た感じ、そうでした)Telecasterの前身モデルとして一部のマニア、及びJeff Beckファンに猛烈に愛されているEsquierをかきむしります。

ボーカルスタイルも全体的にエモーショナル。
猛烈に自分をすり減らしながら歌っている様は圧巻です。

そうごエフェクター足元に目をやってみると一部にて高値で取引されているDan Electroの「Fab Tone」とBOSSの「SUPER Feedbacker & Distortion」なんかが置いてありました。

「Fab Tone」についてわかりやすく説明すると、グラスゴーが世界に誇るポストロックバンドの重鎮(?)、mogwaiが使用していることで有名な轟音が鳴るエフェクターです。

これ、そのせいかなかなか見かけない(多分販売当初は微妙な扱いづらさで誰も買わなかった)&出回らない(持ってる人がわかって持ってるので売りに出さない)ことから一部でプレミア商品扱いを受けてます。

それを知ってか、Fab Toneだね!なんて言ったら「mogwaiが使ってる幻のエフェクターだぜ」的に自慢してました。どのときに使ってるか正直わかりません(笑)。
爆音轟音エフェクターのFab Tone使わなくてもライブそのものがもう、猛烈にエモーショナルなのでどこでそれを使ってるかがよくわからないのでした。

全景2見てわかるとおり、ベーシストのおおうちくんは上半身裸です。

彼は毎回脱ぐみたいです。

でもこの日、おおうちくんは具合が悪く熱があるとのことで、あんまりテンションは高そうではなかったですがライブでは脱いで全快でライブやってました。

実にかっこよかった。

フラッシュ焚かれた全景3 若干ぼや後あれこれ慣れないデジカメをいじっててフラッシュが焚かれてしまって写した1枚。

フラッシュ焚いて写すのあんま好きじゃないのですが、こういう狭い空間ではライティングが固定ってこともあって、たまには臨場感を表すのにフラッシュも良いか、と思ってフラッシュで数枚撮りました。

確か太平洋不知火楽団の最中だったと記憶してますが、照明に色付け用のセロファンが当たってセロファンが焦げてボヤになった、っていう話を聞いてました。

が、この時も照明の熱にエコバッグ的な小さな袋が接触していて熱による焼ける温度を超えたのか、布の袋からぞくぞくと焦げ臭い煙が放たれてました。

なんか臭い・・・?!と思ってたらやっぱり焦げてた!って感じで、近くに居た自分と(ある意味で)家主の耕太郎君、そして回りに居た数名で煙の元に水をふっかけて難を逃れました。

そんなこともあって、この写真見ると確実に煙いですね。
危ないですね。しかも狭い空間で20人くらいが踊って暴れてエキサイトしてるっつう。
それでもライブ、そしてそれを見る人々の熱気は止まずにライブは続行してました。
(止まる気配すらなかったのがすごい。喚起タイムとか設けるのかなとかちょっと頭によぎったんですけど)

結局あれは誰の袋が焦げたんでしょうか。謎です。
同様の袋を持ってきていてて、熱による焦げ、持ってきてる缶ビール/チューハイが倒れて水害などの影響がないように見守りつつ蔵に放置してたんですが、難に当たらなくて良かったなーって今思い返して思うのでした。

withデロッピーの図「僕が売れたら」的な歌詞の曲をデロッピードロッピーの3人と合唱タイムもありました。

デロッピーの3人がとにかく楽しそうで、もうそれだけでほんと楽しかった。
この曲のメロディが何気にこの日から頭から離れません。1日1回は思い出します。

どさくさにまぎれて楽しんでいる客側を写してみ見た図です。

この図で面白いのはデロッピーのドラム、耕太郎くんとその背後でさりげなく笑顔がばっちり写ってる妹のひかりちゃん、そして奥にいるURGAの早瀬さんの「イってる」表情です。
もうとにかくライブのボルテージがすごかったのでみんなの写した顔が見返す都度面白い表情をしてます。顔には出るんですね、踊ってない人でも楽しいときってのは楽しさがにじみ出る。
この1枚でも太平洋不知火楽団で「楽しかった」かがわかるような1枚です。

ついでにもう1枚。この1枚前の写真でアクションがなかった人が万歳してます(笑)。
とにかく、そーいうライブだったわけです。

PA機材に突っ込むベーシスト、おおうちくんこれが終わってラストスパート。アンコールみたいになって最初の方にやってた彼らのキラーチューン(タイトル不明だけど非常にキャッチーでダンサブルでリフが一度聴いたら忘れられないような単純かつかっこいい曲!)がもう一度演奏されました。

もうみんな飛び跳ねるもんだから蔵が揺れてて、蔵が倒壊するのではないかとか色んなことを想像しつつも激しく楽しみました。

全体的に写真がゆれているのはそういう関係があります。
それくらいの「持って行かれるライブ」だったわけです。

太平洋不知火楽団、活発にライブをやりまくっているので1度は見ていただきたいバンドです。
MCもさりげなく面白いです(笑)。


先述のサーティーンmyspace,audioleaf,new webのみほこさんが撮影、編集した映像がYouTubeにあったので貼っておきます。




以上、Part.6 太平洋不知火楽団でした。

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