2008/03/16

nenem @ 南青山月見ル君ヲ想フ


セカイイチのサポート鍵盤、ギターでお馴染みの(セカイイチ自体知名度が現時点であまり高いとは言えない)山本創氏がやってるバンド、nenemのレコ発ライブ@青山月見ル君ヲ想フに行ってきました。

非常にクオリティの高いインスト曲をドラマティックに演奏するバンドなので心地よいです。

対バンはSOURKowloonで、nenemのゲストにuhnellysのkim氏、あとセカイイチの岩崎慧でした。

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Kowloonは元のメンバーで結成されたインストバンドだって言う情報があったものの、どういうバンドかこれまた前知識がなかった。

ベース、鍵盤にドラムのトリオ編成で、鍵盤が音の真ん中にあるような構成でした。
いやこれまたかっこよかった。

界はどことなくヒップホップ的な唄が中心で、それにダブを織り交ぜたり、クラヴィネットが跳ねて、エレクトリックピアノ(Rhodes)が跳ねて、ギターもちゃかぽこ言って、ファンキーな感じだったんだけど、そのファンキーさはちょっとタイトに引き締まって、跳ねるっつうよりはもっと日本のインストバンドならでは?と言った程よい感触で(全然伝わらない文章だこれ・・・)演奏されてました。ようは、界とは音楽性は違うけど演奏はかっこよかった、ってところです。

これ、ギター入ったらこれまた面白いんだろうなーなんて思ってたんだけど、そうこう考えているうちに界また見たいなーとか思い出してしまった。

ライブ終わってから物販の場所で、界の解散ライブ盤を指して「これは現場で見てた」と言ったら鍵盤氏が「奇遇ですね僕もいたんですよー!」とか言ってたけど、あんた演奏してたじゃんかー!っていう突っ込みを心の中でしておきました。

片山さん(スペカンの人)が物販してたりと、片山省吾も見たくなったのでした。

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その次がSOUR

これまた前知識ゼロ。

ちょっとラフなだっぷりした服装のベーシスト(アプライトベースとエレキベース)、ドラムにガットギター&ふわふわVocalのトリオ編成。

これは心地よかったのだが、ちょっと眠くなるものだった。
曲は良かった。でもVocalが聞き取り辛い感じ。
いや、これはこれで音色と思えばなんら悪くない。

かっこいいっつうよりは心地よい。そんな音楽性。
決して嫌いじゃないけど、俺はこれを見には行かないと思った。

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nenemの登場。

レコ発ってことで日頃しないMCなんぞも織り交ぜてアンコールなんかも受けつつ素晴らしい演奏だった。

白目向いてドラムに陶酔するドラマーにWhat's Love?でもベースを弾く右田さん、控えめな感じだけど演奏は華やかな鍵盤(Nord Electro使用)、ストラトキャスターを使いこなす山本さんの構成。


終わってから足元を見たんだけど、IbanezのFAT CATなんぞ置いてあった。
控えめながらきっちりしたエフェクター群はなんだか参考になった。

しかしストラトがとても良い音している。

Vocalistを招いてのコラボレーションも、お互いをよく知っているせいもあるんだろうけど、とてもよい絡み合いだった。

ウーネリーズは見たことないのだけども、このkim氏のパフォーマンスはほんと独創的でクオリティも高いし、かっこいい。ウーネリーズも見に行かねば。

セカイイチのメンバーもほぼ来場していた様子で、その中での岩崎慧のパフォーマンスも安定感があって心地よかった。ALESISのAirFXを使って声を加工するのもnenemに似合っていて心地よい。

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帰り際、SALADABAR一派も居た。
and about hersのあおいちゃん、花粉症マスクで目が血眼、鼻声で喋っていたが最初誰だかわかんなかった。
花粉症で苦しむSALADABAR一派であった。

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